「子どもの足首の捻挫…実は骨折かも?見逃せない事実と、当院での対応」
少しづつ運動しやすい気温となり、外で元気に遊ぶ子どもたちの姿も増えてきました。
しかし、同時にケガをして来院されるお子さんも増えています。特に、足首をひねって来
院される方が多く見られます。
「うちの子も先日、公園で足をくじいてしまって…」
そんな風に思っていませんか?
実は、子どもが足首を捻った場合、ただの捻挫ではなく、骨折がある可能性があります。
特に10歳以下のお子様では、77%が骨折していました。
レントゲン検査では発見できない小さなひび割れなど、超音波で初めてわかる骨折も少な
くありません。
当院では、超音波でお子様の小さな骨の損傷も早期に発見できる体制を整えております。
もしお子様が足を捻ってしまった場合は、ご自宅での安静だけでなく、一度当院にご相談
ください。
参考文献
・足関節靱帯損傷における新たな展開 診断技術の進歩と治療への応用.
臨床スポーツ医学 29巻11号
・足部・足関節捻挫の診断における超音波の有用性. 関節外科 11巻1号