先日、第33回日本柔道整復接骨医学会 学術大会に参加してきました。
この学会は、私たち柔道整復師が日々携わっている治療に関する最新の研究成果や情報交換を行う場です。
今回の学会で特に印象に残ったのは、痛みに関するセッションでした。
長年悩まされている慢性的な痛みは、私たちの体の奥深くにある脊髄レベルでの変化や、筋肉の感覚の異常が原因の一つであることが最新の研究で明らかになってきました。
また、別のセッションでは、災害時に柔道整復師がどのように地域医療に貢献できるかについて、医師や救急救命士の方々と活発な議論が交わされました。
地震などの災害が起きた際、病院は大きな被害を受ける可能性があり、多くの方が医療機関を受診することが難しくなります。
そんな時、私たち柔道整復師が、応急処置や痛みの緩和などを通じて、地域住民の皆さまの健康を守ることが重要だと改めて感じました。
当院でも、災害時に備えて、応急処置キットの整備や、地域の方々と連携した防災訓練への参加など、様々な取り組みを進めています。
今回の学会で得た知識と経験を活かし、皆さまが安心して生活できるよう、地域医療に貢献してまいります。
もし、痛みでお悩みの方は、お気軽にご相談ください。