ことぶき王子のブログです

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腰痛や、膝の痛みの原因をご存じですか?

アディポカインというホルモンをご存じですか?

脂肪細胞から産生・分泌される様々な生理活性物質の総称のことです。このアディポカインが
肥満になると分泌されて、悪さをしているということが近年わかってきました。

肥大化した脂肪細胞が分泌するレプチン、レジスチンなどの生理活性物質(これらをアディポサイトカイン、あるいはアディポカイン)、また、それらが誘導するIL-6、TNF-αなどの生理活性物質(炎症性サイトカイン)が生成されるのが原因です。
肥満になると、体重が増えるのでそのぶん腰に負担がかかるのではないかと考えられることもありますが、それ以上に、脂肪細胞(内臓脂肪)が分泌する物質が悪さをしている可能性が指摘されています。

内臓脂肪が蓄積した状態を内臓肥満といいますが、内臓肥満がある場合はアディポサイトカインの分泌異常が生じており、「インスリン抵抗性」(インスリンの標的臓器(骨格筋、脂肪組織、肝臓)において、その作用効率が低下している状態)を亢進し、全身的な炎症に関与しているということがわかってきました。

また、アディポサイトカイン(アディポカイン)は、糖尿病、高脂血症、高血圧の発症につながり、これらがリスクファクター群となって動脈硬化性心疾患を引き起こしていることも明らかになってきました。

肥満が物理的なストレスと心理的ストレスに加えて実は、軽微な慢性炎症も関与している可能性があるのです。

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骨折と捻挫、どっちが早く治る?

骨折と捻挫、どっちが早く治る?
骨折(骨)は重傷で、捻挫(靭帯)は軽傷?
と思いがちですが、どっちが治りやすいかで言うと骨のほうが治りやすいです。
靭帯は血流が少ないため、一度損傷すると完全に元の状態に回復するのは難しい組織です。
骨は骨折したとしても、どこが折れたかわからない状態まで回復できる能力を持っています。
靭帯は5週くらいだと、顕微鏡で見るとまだヒヨヒヨな状態で、3ヶ月くらいでようやく元に近い状態に戻ります。
固定をしないで運動を続けると、いわゆる’クセ’になる状態になります。
怪我した時は初めの治療(5日くらい)が大事なので、大したことがないと思っても、1度相談してください!
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膝の怪我と軟骨のお話し

膝の怪我をされた方が当院にはよく訪れます。

特に中高年のふくよかな女性に多いのが、膝の変形性関節症です。

これは膝の軟骨のすり減りによるものですが、一度すり減ってしまった軟骨は、二度と再生することはまずありません。

何故か?

治療するには薬や栄養を投与したいところですが、それを運んでくれる血流が必要なのにもかかわらず、軟骨は血流が乏しく、また軟骨細胞は自己増殖能力が乏しいため、軟骨が再生しずらいのです。

生まれ持った膝軟骨を、何十年も使い続けるのですから、年齢を重ねれば、膝の軟骨がすり減ってくるのはしかたないことではあります。

本来、膝の骨の表面は軟骨で覆われており、骨同士が直接触れあわないようになっているのです。しかし加齢や肥満、筋力低下などにより軟骨がすり減り傷がつくと、骨同士が当たるなどして痛みが出るようになってきます。

軟骨が年齢を重ねていくにつれ次第に変性し、すり減って表面がざらついてきたり強度が低下して柔らかくなってくるにつれ、すり減った軟骨のかすが刺激になって炎症を起こし、膝に水がたまるようになるのです。更にすり減りがひどくなると、軟骨がないため、骨同士がぶつかりあって変形することもあります。そうなると、痛みも非常に強くなります。

 

膝の軟骨を減らさないためには、膝の筋肉を柔らかく保ち、膝に負担をかけないようにするため、体重過多とならないようにするのが重要になってきます。

 

当院では、しかしながら変形性関節症になってしまった患者さんには、各種電気治療、超音波治療、食事療法など、適切な処置をすることで痛みを軽減し、軟骨のすり減りを最小限に留めるためのサポートをしております。

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足にある余分な骨

足には余分な骨があることが多いです!

日本ハムの大谷選手も三角骨という余分な骨が原因でWBCを辞退しました。

三角骨・・・足の後ろ

10人に1人

 

外脛骨(がいけいこつ) ・・・足の内くるぶしのちょっと前

5人に1人

 

結構高い確率ですね!

 

小学校から高校生ぐらいの年齢に痛みが出やすいです。

これら骨は運動していないとあんまり痛くなりませんが、運動の量が増えると痛くなることが多いです。

適切な治療をしないとなかなか痛みがとれない障害です。

 

運動をしていて、足の内側、後ろが痛い方はご相談ください!

 

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