部活が始まり、運動量が増えると、スネの痛みを感じることはありませんか?
運動によって起こるスネの痛みは、総称して「シンスプリント」と呼ばれています。
シンスプリントの原因
スネの痛みには、主に以下の2つの原因が考えられます。
MTSS(脛骨内側使い過ぎ症候群):骨に骨折はありませんが、骨膜が炎症を起こしている状態です。
疲労骨折:骨に微小な骨折が起こり、傷が入っている状態です。
シンスプリントの予防
シンスプリントの予防には、以下のポイントが大切です。
オーバーユース(練習量の急激な増加)を避ける
ウォーミングアップ・クールダウンを丁寧に行う
適切なシューズやインソールを選ぶ
栄養バランスのとれた食事を摂る
十分な睡眠をとる
シンスプリントの症状が出たら
シンスプリントの症状が出たら、無理せず休養することが大切です。痛みが引いてから練習を再開しましょう。
当院でのシンスプリント治療
当院では、患者様の症状や目標に合わせて、以下の治療を行います。
テーピング:患部の動きを制限し、痛みを軽減します。
超音波治療:患部の血流を促進し、治癒を早めます。
サポーター:スネの骨に加わる力を軽減します。
ストレッチ:筋肉の緊張をほぐし、柔軟性を高めます。
トレーニング:患部の周りの筋肉を強化し、再発を防ぎます。
シンスプリントでお困りの方は
シンスプリントでお困りの方は、ぜひ当院にご相談ください。経験豊富な柔道整骨師が、あなたに合った治療法をご提案させていただきます。
参考
脛骨のシンスプリント, MTSS,疲労骨折の違いを教えてください.画像診断 Vol.35 No.11
下腿骨疲労骨折・シンスプリント (内側脛骨ストレス症候群)の病態と治療 関節外科 Vol.41 10 月増刊号(2022)